一人として、
同じがんの患者さまはいません。

私たちのがん治療は、
そこからはじまります。

一人として、
同じがんの患者さまはいません。

私たちのがん治療は、
そこからはじまります。

一人として、
同じがんの患者さまはいません。

私たちのがん治療は、
そこからはじまります。

一人として、
同じがんの患者さまはいません。

私たちのがん治療は、
そこからはじまります。

ご挨拶

私たち一人ひとりに個性があるように、がんにもそれぞれ個性があります。

例えば同じ肺がん、同じステージの2人がいても、がん細胞をよく見ると遺伝子の壊れ方やがん細胞表面に発現している分子は異なるのです。

私たちのがん治療は、「がんの個性」と「人の個性」に着目して治療計画を立てることをとても大切にしています。つまり遺伝子レベルを含む詳細な病状を把握しつつ、患者さま自身の情報も考慮して治療を計画するという、欧米がリードするパーソナライズド・メディシン(個別化医療)という、新しい考えの医療の進め方です。

何か特定のものを否定するとか、特定のものだけを推奨するというものではありません。

その人にとって真に必要とする治療を組み立て、ともに考え、最良の結果に向けたがん治療に取り組んでいます。

がんを取り除くことだけを考えては片手落ちです。例えば、治療ガイドラインでその人の病状が手術や抗がん剤が適応だったとしても、もしも患者さまが90歳を過ぎたご高齢だった場合、果たしてその治療の選択は正しいでしょうか。その治療に耐えうる十分な気力と体力が備わっているでしょうか。治療が成功し、がんがなくなったとしても、果たしてその患者さまは、これまでと同じような健やかな日々を送ることはできるのでしょうか。

がん治療はがんを退治するためだけではなく、がん治療のその後の人生もいきいきと生きるためのものでなくてはなりません。だからこそ、年齢やライフステージ、性別などの患者さま自身の情報も、がん治療を計画する上で非常に大切な要素になってくるのです。

がんについてはまだまだ未解明な部分がたくさんあり、世界の多くの研究者ががんの研究にしのぎを削っています。特に最近は遺伝学や免疫学の分野で新しい報告が相次いでおり、新たなアプローチによるがん治療も登場しています。

がん治療が大きく変遷する今、たとえ末期のがんと診断されても複合的な治療によりQOLを高め、延命につなげ、ゆくゆくは治癒を目指すことができるようになってくると考えます。

ふくろうは知恵の女神ミネルヴァの使いであり、知恵の象徴とされています。

哲学者ヘーゲルの “ミネルヴァのふくろうは迫りくる黄昏に飛び立つ” のように、ひとつの時代が終わり新しい知恵を求めて羽ばたくふくろうのごとく、私たちも古い考えにとらわれることなく、新しい知恵をどんどん吸収し、追い求め続けていきたいとの思いから、ふくろうクリニックと名付けました。

そして患者さまにとりまして肉体的にも精神的にも苦労がなく、皆さまに笑顔と幸せをお届けできるクリニックでありたいと願っています。

もし今、がんでお悩みなら、ふくろうクリニックの扉をたたいてみてください。何か新しい道をご提案できるかもしれません。

ふくろうクリニック 院長